ARUN Newsletter No.9 2011年11月号を発行しました。

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このニュースレターでは、ARUNの活動や社会的投資について解説しています。

読者は、社会的投資に興味がある方や、カンボジアに興味がある方など様々です。
「途上国と私たちをつなぐ社会的投資」について一緒に考えていきましょう!

ARUN Newsletter No.9 2011年11月号 (11月17日発行)

INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11月25日 カンボジアイベント 直前号
<1> 巻頭言                      代表 功能聡子
<2> カンボジアイベント直前特集1
魅力満載! 今年のカンボジアイベント          羅和益
<3> カンボジアイベント直前特集2
初代チャンピオンは誰か?
ARUN LABが企画するビジネスコンテスト         菅原紀子
<4> パートナーズ・エッセー   『考えて見る』        伊東正行
<5> 今後の予定
<6> 編集後記
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<1> 巻頭言   代表 功能聡子
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いつもARUNを応援いただき、ありがとうございます。

ARUNは2009年にSocial Investment Fund for Cambodiaとしてスタート。日本発のグロー
バルな社会的投資プラットフォームの構築を目指しています。

最近、社会的投資、インパクト投資などの言葉を目にすることが増えてきました。今朝(11月
16日)の日経新聞には、「途上国投資で社会貢献」という記事が、また少し前には、エコノミ
スト誌(9月10日)でも’Happy returns – The birth of a virtuous new asset class-‘と題して
インパクト投資の潮流が取り上げられました。
記事の中では、日本での社会貢献型の債権の発行額が約5,100億円に達したこと、2020年
までには世界で0.4~1兆ドルが社会貢献型の投資に向かうという予測もあること、などが紹介
されていました。

現在、ARUNでは、JICA民間連携室と協力して、社会的投資がBOPビジネスの成長に果た
す役割について調査中です(http://sifc.seesaa.net/article/177236894.html )。
海外の社会的投資機関が、途上国のビジネスの付加価値向上に向けてどのような工夫をして
いるかも調査しています。来週、プノンペンで開催するシンポジウムでは、起業家が直面する
課題と必要な支援について、より深い議論が行われるでしょう。

さらに、投資先の事業の社会的インパクトを効果測定できるよう、社会的指標策定プロジェクト
も進行中です。事業の社会的リターンとは何か、どのように効果を測ることができるのか―
投資先との議論やフィールド調査を重ねながら、年内のリリースに向けてまい進中です。

どうぞお楽しみに!

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<2>  カンボジアイベント直前特集1
魅力満載! 今年のカンボジアイベント               羅和益
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カンボジア・シンポジウムについて

昨年12月のシンポジウムに引き続き、今年もカンボジアでのシンポジウムを行う季節を
迎えました。昨年はカンボジア・プノンペンに設立した現地オフィスや現地で奮闘している
マネージャー、サムライをより広く知っていただくという趣旨がありましたが、今年のシンポ
ジウムは更にパワーアップし、カンボジアの社会的投資に対するシンポジウムであることに
重点を置き、投資先からの報告、パネルディスカッションなどARUNのこの1年間の歩みを
振り返りつつも、よりカンボジア社会に社会的投資のインパクトを効果的に伝えていくという
点でとても意義深いシンポジウムの企画となっています。

また、今年はシンポジウムの単独での開催に留まらず、ARUNラボが企画運営する日本・
カンボジア学生によるビジネスコンペティションとコラボレーションしカンボジア日本人材開発
センター(Cambodia Japan Cooperation Center, CJCC)のご協力も頂くことにより、
昨年とはスケールの違う現地イベントを開催することになっており、現地で活躍されている
社会起業家から官公庁の方々、更には学生の皆さんに至るまで、より幅広い世代や業種、
より多くの世代に楽しんで頂けることと信じています。
企画に携わるスタッフはこれまで以上に準備を一生懸命に頑張っております。
是非、読者の皆様も本イベントが成功するように、応援をお願い致します!

スケジュールの詳細は以下の通りです。
■ 場所:Angkor-Kizuna Hall, Cambodia-Japan Cooperation Center(CJCC)
■ 日時:2011年11月25日(金)
14時: 開場
14時30分~17時: シンポジウム
□ゲストスピーカーによるスピーチ
□ARUN投資先企業の事例発表、ARUNカンボジア事務所マネージャー による事業報告
□パネルディスカッション「カンボジアの社会的企業とそれを支える社会的投資
~これからのコラボレーションに向けて~」
- Yang Saing Koma, CEDAC; Kok Kao, Oikocredit;
- Valerian Fauvel, Insitor Fund; Kono Satoko, ARUN.
□Social Business Competition優勝チームの発表
17時~19時: 懇親会

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<3> カンボジアイベント直前特集2
初代チャンピオンは誰か?ARUN LABが企画するビジネスコンテスト
菅原紀子
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前号でお伝えしたようにARUN LABによるビジコンも佳境を迎えています。奮闘するARUN
LABスタッフの様子を菅原さんがまとめてくれました。

ARUN LABが今まで手掛けていた外部向けの大きなプロジェクトカンボジアと日本の学生
とのビジネスコンペティションがとうとう本番を迎えます。

11月22日から25日に渡り開催されるビジコンは
①カンボジアと日本人の学生同士の国際交流
②カンボジアの現状と社会的企業に対する理解の促進
③社会的企業、社会的投資を担う次世代育成のための場づくり
という、3つの大きな目的があるビジコンです。

テーマは、ずばり「ビジネスを通した社会的課題の解決策を考える」!
敢えて抽象的なテーマ設定にしている背景には、「カンボジアが抱える社会課題とは何か」
について、日本人学生とカンボジア人学生が相互交流を通じて課題を特定していくプロセスを
重視したいと考えるからです。都市部の抱える社会課題農村部の抱える社会課題、これらに
ついてビジコンを通じて特定していくこと特定した課題について、その解決につながるビジネス
アイデアを創造することを目指しています。

現在、日本人学生7人とカンボジア学生12人が参加を予定しています。
日本から1名、カンボジアから2名という合計3名で構成される6チームは切磋琢磨し合い、
25日の発表に向けて準備をします。
私たち、ARUN LABはこのビジコンを通じて、国境を越え、互いに可能性を導きあう仲間に
なれることを願っています。打ち上げ花火のように一回で終わるのではなく、これをきっかけに
カンボジアではよいアイデアは近い将来実現できるという可能性を、日本では自分たちの学問
が異国でも大きな影響力と貢献に繋がるという可能性を与えてゆきたいと思います。

ビジコンが成功することを、これが若者の夢を叶える第一歩となることを願いぜひ応援よろしく
お願いいたします!

ARUN LABについて詳細はこちら

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<4> パートナーズ・エッセー
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国際協力、金融などいろんな分野の人がパートナーになっていて他業種の方々の考え方を
勉強できるのがARUNの魅力のひとつです。
今回は豊かな人生経験から有益なサジェスチョンをいつもくださる伊東正行パートナーです。

本日は、私が三菱東京UFJ銀行で、CS(Customer Satisfaction、お客さま満足度)・ES
(Employee Satisfaction、社員満足度)向上プロジェクトを担当させてもらっていた10年程前
から色々とお世話になり、現在でも折に触れて示唆に富むお話や情報を頂いている大久保
寛司さんの近著『考えて見る(出版元は文屋)』から私にとっての珠玉の言葉のいくつかを
ご紹介したいと思います。大久保さんは2000年まで日本IBMのCS部長をなさり、その後独立
して「人と経営研究所」を設立され、北川正恭知事時代の三重県のお客さま本位の県政改革
をはじめ様々な企業・学校・病院・自治体のCS・ES向上に貢献なさり、現在も日々東奔西走
のご活躍を続けておられる方です。

今回は、いつもエネルギッシュに己の力の120%を出し切る形で、日々のお仕事やNPO活動に
邁進しておられるARUNのディレクターやパートナーの皆さまに私なりのエールを送らせてもらう
つもりで、次の2つの詞(ことば)を前掲の大久保さんの著書から引用させて頂きます。

【以下、引用はじめ】

1.「よいと思うことは 断じて進めよう」
何もしなければ あまり人からは非難はされないでしょう
何かをすれば 必ず何かしら非難めいたことを言う人はいるものです

他人のたった一言に心を奪われ
せっかくのよいことを止めるべきではありません
しょせん 出る杭は打たれるものです

よくも悪くも 人は他人の言葉に動かされます
ほめられれば どんな人でもうれしく感じますし
どんな立派なえらいひとでも やはり 否定されるのはおもしろくないものでしょう

人は相手の全体を見て評価するのは得意ではありません

どれだけすばらしいことをしている人でも
たった一つの欠点が表に出てくると
そこだけを取り上げてやたらと非難する人がいるものです

その人の仕事の全体を見て測るべきです

言う側より 言われる側になることです
その方がずっとすばらしいことです

非難している側には
心の奥底で相手を嫉妬していることが多いようです

すなわち 心で負けているわけです

言われる側になる方が 簡単ではありません
目立つ行動も ときに必要かもしれません
2.「自分はどこに」
死ぬほどがんばれと 言う人がいる
がんばらなくてもよいと 言う人がいる

努力が大切だと 言う人がいる
そのままでよいと 言う人がいる

なんとしてもやり遂げろと 言う人がいる
無理をしなくてよいと 言う人がいる

どちらも正しい

何もしてきていない人は やはり必死の努力が必要
がんばりつづけた人は 少しゆっくり止まってみる

自分がどんな生き方をしてきたか 自分が今どの段階にいるか
それによって 適切に選択することだ

【以上 引用おわり】

人生、時には立ち止まる勇気も必要かもしれません。立ち止まることで、かえって今まで
見えなかったものが見えてくることがあるものです。そしてまた自信を持って進んでゆけたら
素晴らしいですね。

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<5> 今後の予定

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★11月18日(金)  ARUN勉強会 「途上国における社会的企業支援の実践 」

有機農業流通事業をケーススタディーに

講師:岩城幸男 (ARUN投資企画チーム パートナー)

場所:ちよだプラットフォームスクウェア 501号室 (千代田区神田錦町3-21)http://yamori.jp/

時間:19:00-21:00

 

★11月19日(土)  ARUN出資説明会@大阪

場所:株式会社サンブリッジ内セミナー室

大阪市北区梅田一丁目12番39号 新阪急ビル9F アクセス

最寄駅 JR大阪駅、阪神梅田駅徒歩3分

時間:19:00-21:00

申込み受付中 http://goo.gl/AAcgQ

 

★11月25日(金)  カンボジアイベント(詳細は前述)

 

★12月7日(水)  ARUN勉強会 「社会的成果の測定とレポーティング」

講師:伊藤健 (SVP東京 パートナー)

場所:ちよだプラットフォームスクウェア 501号室 (千代田区神田錦町3-21)http://yamori.jp/

時間:19:00-21:00   申込み受付中 http://goo.gl/FcX2d

 

★12月16日(金)  ARUN出資説明会@東京

場所:ちよだプラットフォームスクウェア 503号室 (千代田区神田錦町3-21)http://yamori.jp/

時間:19:00-21:00

お申込みはARUNホームページから http://www.arunllc.com/

 

★2012年1月26日(木)には2011年を総括する東京での大報告会も予定しています。

http://goo.gl/VPvnO   受付開始しました!お早目にお申込みください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<6> 編集後記

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羽田空港が24時間使用可能となりカンボジアへのアクセスが格段によくなっています。深夜12時台のタイ航空のバンコク行きにのるとバンコク経由で現地時 間午前10時にはプノンペンに着いてしまいます。というわけで25日(金)だけでも休みがとれそうだという方は是非ご検討下さい。カンボジアでお会いしま しょう!特別編成のため<投資先は今!>はお休みしました、ご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ARUN Newsletter No.9  2011年11月号 (11月17日発行) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【発行】  ARUN合同会社(ARUN,LLC.) 【編集】  広報チーム【WEB】  www.arunllc.com

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【ご意見・ご質問】以下のARUNサイトの問い合わせフォームよりお送り下さい。


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