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このニュースレターでは、ARUNの活動や社会的投資について解説しています。
読者は、社会的投資に興味がある方や、カンボジアに興味がある方など様々です。
「途上国と私たちをつなぐ社会的投資」について一緒に考えていきましょう!
ARUN Newsletter No.21 2012年12月号
INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<1> 巻頭言 代表 功能聡子
<2> フランジパニが新ホテルをオープン 小野真依パートナー現地報告
<3> ARUN3周年シンポジウム開催のお知らせ
<4> 編集後記
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<1> 巻頭言 代表 功能聡子
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ARUN(アルン)は出資者84人(個人、法人)で構成される合同会社です。
カンボジアの社会的企業を投資により応援しながら、日本発のグローバルな社会的
投資プラットフォーム構築を目指して活動しています。
2009年12月に開始したARUN合同会社は、お蔭様で今月3周年を迎えました。
皆様のご支援とご協力に心より御礼申し上げます。今年、ARUNは社会的投資に関して
は日本で初めての国際シンポジウムを開催しました。カンボジアでのARUNの投資先
起業家をはじめ、オランダのオイコクレジット、米国のアキュメンファンド、インド
のアビシュカールにご参集いただき、成功裏に終わることができました。社会的投資
に関して世界の潮流を理解し、ARUNの課題も明確にすることができました。
ARUN設立以来取り組んできた、社会的インパクト評価指標も発表させていただき
ました。国際シンポジウムでの発表には多くの方から関心と反響をいただき、
試行錯誤段階ではありますが、NPO法人かものはしプロジェクトさんにも
ご活用いただくことになりました。かものはしプロジェクトさんはカンボジアに加え
インドでも活動を開始されています。活用結果のフィードバックを頂きつつ、
社会性評価の方法をさらに改善していきたいと考えています。
また、カンボジア一国だった投資先を広げる試みにも着手し、ラオス、ミャンマー
など近隣諸国での調査活動を開始しました。特にミャンマーではユニークな
ソーシャルビジネスが育ちつつあることを実感。今年の夏にカンボジアで実施した
ARUN LAB主催のソーシャルビジネスコンペティションには、日本、カンボジアの
学生に加えてミャンマーの学生も参加しました。今後の展開が楽しみです。
来年2月7日(木)には3周年記念シンポジウムを開催します。ゲストは、
一橋大学イノベーション研究センター教授の米倉誠一郎氏と、ライフネット
生命保険株式会社代表取締役副社長の岩瀬大輔氏。ソーシャルイノベーションを
新たな成長戦略と注目されている米倉先生と、ARUNのパートナーとしてもいつも
ARUNを叱咤激励してくださる岩瀬さんのお二人と共に、社会的投資をスケール
アップしていく方策を探ります。ぜひご参加ください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
(ブログではリンク付本文をお読みいただけます。http://goo.gl/jkoJ3)
功能聡子
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<2> フランジパニが新ホテルをオープン 小野パートナー現地報告
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ARUNの投資先の1社、ホテル事業を営むフランジパニがカンボジアの首都
プノンペンに新ホテルをオープンしました。カンボジアと日本を行き来する
小野真依パートナーが早速、新ホテルを訪ねました。日本ではまだ殆ど知られて
いない新ホテルリポートをお楽しみください。
トンレサップ川沿い、王宮(ロイヤルパレス)近くの178通りに面しており、
プノンペン内に展開する4つめのホテルとなります。お部屋のバルコニーや
最上階のプールとバー・ラウンジから川と王宮が一望できる眺めが、一番の
チャームポイントです。フランジパニ・ヴィラの各ホテルは、経営陣の1人であり、
建築家であるチャン・テボラ氏が自ら外装・内装の設計にあたっており、
それぞれ少しずつコンセプトが違います。
ロイヤルパレス・ホテルのコンセプトは、「伝統」と「近代」、「東洋」と
「西洋」の融合。立地上、周囲の景観に十分に馴染みつつも、自分の部屋にいるよう
な心地良さを目指したそうです。
ボラ氏に、「伝統」「近代」といっても、荘厳な雰囲気というよりはまるで
お姫様の部屋のような、大切な家族のための空間のイメージですね と聞いたことが
あります。するとこんな返事が返ってきました。
(写真付の続きはこちらからhttp://sifc.seesaa.net/article/305012953.html)
ホテル情報です
■立地:#27, Street 178, Phnom Penh, Cambodia
■連絡先:Tel:855-23-22-04-22, 855-17-35-83-92
Webサイト:http://www.frangipanipalacehotel.com/
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<3> ARUN3周年シンポジウム開催のお知らせ
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ARUN,LLC. 設立3周年シンポジウム
「社会的投資のスケール・アップに向けて」
2013年2月7日(木)@いきいきプラザ一番町(東京・千代田区)
(最寄駅:東京メトロ半蔵門駅、麹町駅)
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このたびARUNでは、設立3周年シンポジウムを開催いたします。
ARUN合同会社は、国際協力に携わってきた者と、金融やビジネスの世界で仕事をして
いる者とが出会い、「途上国の社会起業家の夢の実現を、社会的投資で応援したい」
という思いを共有したところから、始まりました。
2009年12月の設立以降、カンボジアの社会的企業4社への投資とハンズオン支援と、
社会的投資のモニタリング基準の策定、セミナーや国際シンポジウムを通じた社会的
投資の普及活動等に取り組んで参りました。
そこで、日頃からご支援いただいている皆様、ARUNにご関心を寄せていただいている
皆様へ感謝の気持ちを込めまして、ARUN3周年シンポジウムを開催させて頂くことと
なりました。
ARUNのこれまでの活動の成果をご報告させて頂くとともに、これからの具体的な活動
プランについても発表させて頂きます。ご参加の皆様からも様々なご意見を頂戴し、
今後の参考とせて頂けたらと考えております。
また、ゲストスピーカーとして一橋大学イノベーション研究センター教授米倉誠一郎
様、ライフネット生命副社長の岩瀬大輔様にご登壇いただき、ARUNのパートナー
(出資者)も交えたトークセッションを開催する予定です。
ARUNにとっての大きな節目となる会にて、皆様にお会いできますことを楽しみして
おります。ご多忙とは存じますが、ふるってご参加賜りますようお願い申し上げます。
(お手数ですが、ご参加いただける方は2013年1月31日(木)までに
下記の方法でお申し込みください。)
━ 開催概要 ━━━━━━━━━
■日時:2013年2月7日(木)
18時30分 会場受付開始
19時00分~21時00分 シンポジウム
21時15分~ 懇親会
※懇親会は別途参加料金を頂きます。ご了承ください。
■プログラム概要(予定)
1.ARUN合同会社 これまでの活動とそこから得られた学び
ARUN代表 功能聡子、ARUNディレクター・パートナー
#社会的投資という新しい金融スキームへのチャレンジ、
ARUNのハンズオン支援の成果等についてプレゼンテーションいたします。
2.ゲストスピーカーによるプレゼンテーション
「ソーシャルビジネスの視点からみた社会的投資」(仮)
一橋大学イノベーション研究センター教授 米倉誠一郎様
「経営者の視点からみた社会的投資」(仮)
ライフネット生命保険株式会社 代表取締役副社長 岩瀬大輔様
#先駆的な活動を展開されてきたゲストスピーカーの斬新な視点から、
社会的投資の魅力や課題について語っていただきます。
3.トークセッション「社会的投資のスケール・アップに向けて」(仮)
ゲストスピーカーおよびARUNディレクター・パートナー
#ARUNがこれまで得た様々な学びをもとに、社会的投資のスケールアップの
可能性について、ゲストスピーカーとともに議論します。
■会場
いきいきプラザ一番町 カスケードホール
(地図)
http://www.ikiikiplaza-eiwa.jp/access.html
○地下鉄有楽町線「麹町駅」
5番出口より徒歩5分
○地下鉄半蔵門線「半蔵門駅」
5番出口より徒歩5分
○JR・有楽町線・南北線・都営新宿線
「市ヶ谷駅」より徒歩13分
■参加費
1,000円 ※おつりが出ないようにご協力をお願いいたします
■お申し込み方法
お手数ですが、2013年1月31日(木)までに以下のサイトにアクセスし、
必要事項をご記入ください。
(http://goo.gl/zkVv9)
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【参考サイト】
ARUNウェブサイト
(http://www.arunllc.com/)
CSR JAPAN+ 掲載記事
「社会を変える“投資”のしくみ」
(http://contents.csr-japan.jp/wp/?p=1725)
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<4> 編集後記
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あっという間に師走となった。今年は新興国の事業創出だけでなく先進国の
失業問題も無視できなくなり、自社工場を持たないことを強みにしてきた米アップル
まで、本国米国での工場建設を検討するようになったのが印象的だった。
単なるグローバル化だけでは物事が解決しないことがはっきりした今、
果敢な前例にとらわれないアイデアと実践が求められておりARUNも挑戦していく。
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ARUN Newsletter No.21 2012年12月号
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【発行】 ARUN合同会社(ARUN,LLC.)
【編集】 広報チーム pr@arunllc.jp
【WEB】 www.arunllc.com
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【ご意見・ご質問】
以下のARUNサイトの問い合わせフォームよりお送り下さい。
【配信解除】以下のARUNサイトの問い合わせフォームに
「配信停止希望」とお送り下さい。
http://www.arunllc.com/
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