カンボジアの歴史を「ある視点」から描いた話題作『消えた画クメール・ルージュの真実』

消えた画(え)クメール・ルージュの真実

2016年の大河ドラマの主人公の真田幸村って大阪夏の陣で死んじゃうって何でそんなネタバレ言うんですかーもー信じられなーい。

というような笑い話があまり笑えない昨今、クメール・ルージュが1970年代カンボジアで何をしたか? という話題もどこまで触れていいのか、微妙ではありますが、カンヌ国際映画祭<ある視点>グランプリ受賞作『消えた画 クメール・ルージュの真実』は、見ている間ずっと「なんでこんなことになったのか」。あとこれ本当に海の遠くの国の・歴史の向こうの話にすぎないのか。など、いろいろな思いが頭のなかを渦巻く作品でした。

見終わったあと、お腹の底のほうに重い存在感が残っていて、慣用表現「元気をもらいました」をアレンジしてひらたくいうと「見終わったあとに、元気の補充をしたくなりました」-ゴヤ描くサトゥリヌスと同じ系譜ですかね-そんな印象を個人的には受けました。

『消えた画(え)クメール・ルージュの真実』
7月5日(土)〜ユーロスペースにてロードショー

■脚本・監督  リティ・パニュ■製作  カトリーヌ・デュサール■テキスト   クリストフ・バタイユ■ナレーション ランダル・ドゥー■音楽   マルク・マーデル■人形制作   サリス・マン■撮影  プリュム・メザ■編集  リティ・パニュ、マリ=クリスティーヌ・ルージュリー■共同製作   CDP(カトリーヌ・デュサール・プロダクション)、アルテ・フランス、ボファナ・プロダクション■原題:L’Image manquante (英題:The Missing Picture)2013年/カンボジア・フランス/フランス語/HD/95分■協力:東京フィルメックス、現代企画室、シネマトリックス、ユーロスペース■配給:太秦■リティ・パニュの自伝的書籍「消去 虐殺を逃れた映画作家が語るクメール・ルージュの記憶と真実」7月、現代企画室より出版予定■公式ホームページ http://www.u-picc.com/kietae/
©  CDP / ARTE France / Bophana Production 2013 – All rights reserved

ただ、クメール・ルージュという歴史を乗り越えたカンボジアの、現在の人々を-ARUNの現地事務所や、業務提携先や、投資先の起業家・従業員などを通じて-まがりなりにも知っているので、見終わったあとの“重い”印象にいつまでもとらわれてしまう必要がないのはラッキーでした。……しらじらしく申し上げるようですけど、ARUN(アルン)の意味をご存じですか? クメール語で「暁」「夜明け」という意味なんですよ。クメール・ルージュの時代が夜だったとしても、既に彼らも私たちもARUNの時代に居るのです。だからこそ、リティ・パニュ監督も、この題材を正面からとりあげることができる・のかもしれません。

さて、映画「消えた画 クメール・ルージュの真実」のペア鑑賞券を配給会社のご厚意により、ARUNホームページをご覧のみなさま3組6名様に抽選でプレゼントいたします。下記の応募概要および弊社個人情報保護方針を必ずご確認の上、ご応募ください。

応募概要
プレゼント名 映画『消えた画 クメール・ルージュの真実』 ペア鑑賞券(渋谷ユーロスペースのみ有効)
当選者数 3組6名様
応募締切日 2014年7月21日(月)正午

※ 当選発表は賞品・ご招待状の発送をもって、発表に代えさせていただきます。落選の場合の連絡はございませんので、あらかじめご了承ください。
※ 当落に関するお問合せには、一切お答えできません。
※ 複数回応募された場合は、そのうち1回のみを有効とさせていただきます。
※ 未成年の方は保護者同意の上、ご応募ください。

鑑賞券プレゼント応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!


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