カンボジア社会起業家 センホンさん来日特集③ 見学編

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カンボジア社会起業家 センホンさん来日特集③ 見学編
先月、投資先のサハクレアセダックから代表のセンホンさんが来日しました。
ARUNブログではシリーズでセンホンさん特集をおとどけします。
第3回の今日は、来日中の見学記です。
醤油、煎餅、酒蔵と
日本の食品産業の最前線に触れることでセンホンさんは何を感じたのでしょうか。
高津智也パートナーの報告です。
『キッコーマン工場見学編』
カンボジアにある生産工場に対して何かアドバイスできるような部分を探す
ため工場見学をしたいとの要望を受け醤油のメーカーで世界的にも有名なキッコー
マンの工場に見学しに行きました。場所は、 千葉県野田市にある野田工場です。
早朝でも、週末で夏休みであるためか家族連れが多く賑やかでした。日本のような
醤油はカンボジアにはありませんが、醤油に類似する醸造調味料はあるようです。
最寄り駅(東武野田線野田市駅)で降りたらすぐに醤油の香りを感じて、工場
見学の集合場所(もの知りしょうゆ館)までいきました。始めは醤油ができるまでの
ビデオを見て、それから実際の工場の中を見ることになりました。あいにく週末で
あったため製造ラインは止まっていましたが、それぞれの工程ではどのような事を
しているのかはビデオや説明文などで解説がされてきました。
その後は、わくわくしょうゆ体験コーナー【まめカフェ】にて、醤油の
味比べをしたりせんべい焼きの体験をしたりと、醤油の味そのものを味わえる
体験をしました。工場見学したことにより、衛生面や作り方などの参考になったの
ではないかと思います。
草加せんべい編』
商談や現場見学に多忙なセンホンさんに一息ついてもらうため草加市(埼玉県)
のせんべい屋さんを訪れました。「日本からの一番のお土産は、せんべい」が、
センホンさんの口癖です。
乾いた食感と適度な塩っ気が、カンボジアの気候に合っているのでしょう。また、
お米が原料なのも、有機米を扱う起業家の関心を煽る一因なのかもしれません。
折角なので、本物のせんべいに触れてもらいたい。そんな想いから、明治時代から
の伝統を継ぐ老舗店に伺い、なんとお米の生地からせんべいの手焼きを体験させて
いただきました。
作業中のセンホンさんの表情は真剣そのもの。自作の焼きたてを満足そうに食べて
いました。手焼き体験後、せんべいの製造設備を見学させていただきました。
原料のサンプルを頂いたり、機械の値段を質問したり、こちらの方も相当楽しんで
もらえたようです。
その後は、お土産のせんべいを買い、同じく現地の名産品のウナギを食べました。
リフレッシュをして体力を回復させたセンホンさんは、日本の包装技術を勉強すべく
Rさんのパッケージ工場へと向かいました。
小澤酒造、酒蔵編』
東京にある「澤乃井」醸造で有名な小澤酒造を訪問。日本酒に関する基本的な
ところから澤乃井のお酒が出来るまでの工程や蔵に関するお話、それからは蔵内の
見学に参加しました。サハクレアセダックでは米焼酎(Rice Wine)を販売してお
り、
製造している工場に対してアドバイスや何か新しい手法や製品などのヒントになる
部分があればと思い見学しました。
そのため本来は米焼酎を作っている場所の見学をしたかったのですがなかなか
希望先を見つけることができず、作るときのコンセプトや心得を見ていただくだけ
でもと思い日本酒を作っている蔵となりました。見学中には工程や何が重要なのかを
実際に日本酒を作っている人たちと短い時間ですが話すことができました。
見学後、場所を移動して数杯の利き酒を。カウンターの方に、大きく味が違うのを
選んで頂き、センホンさんにその違いを飲んで頂きました。同じ原料でも、
作り方や行程を変えることによりどれほど味が変わるかを感じてもらいました。
昼食は、近場で豆腐料理を中心とした場所で食べました。大豆でどれほど
豊かな食材が作れるかを知ることができ、センホンさんだけでなく私も感動し
ました。
この後は、ARUNのメンバーと日本最後の食事会をしました。店は焼酎を多く
扱っている所を選び、色々な米焼酎を試してもらい、今後の製品作りのヒントを
得たのではないかと感じました。

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