カンボジアの社会起業家 センホンさんが来日しました①

sight

先月、投資先のサハクレアセダックから代表のセンホン氏が来日しました。
ARUNブログでは今日からシリーズでセンホン氏特集をおとどけします。
第1回の今日は、代表の功能聡子がサハクレアセダックの歴史などを語ります。
一週間の滞在期間中多くの方にお世話になりましたこと、御礼申し上げます。
今日は、サハクレアセダック成り立ちの背景とセンホン氏について
書いてみたいと思います。
内戦が終わりを迎えた1990年代、多くのカンボジア人が欧米から帰国し、
カンボジア再建のために活動を始めました。ARUNの投資先、サハクレアセダックの
母体であるNGOセダックも、ドイツから帰国したコマ博士を中心に、ヨーロッパで
高等教育を受けたカンボジア人7人が1997年に設立したNGOです。
設立されたばかりの無名のセダックに、大学卒業後飛び込んだのがセンホン氏。
王立農業大学で教鞭をとっていたコマ博士と出会い、「カンボジア社会を自分
たちの手でよくしたい」というビジョンに共鳴して参画したといいます。
NGOセダックには、その後多くの大卒の若者が参画して活動規模を広げ、
カンボジアの全村落の約25%でプロジェクトを実施。センホン氏は農村開発部門の
プログラムディレクターとして活躍しましたが、従来型のアプローチでは
援助依存から抜け出せないと考え、2009年にビジネス部門をサハクレアセダック
として法人化。新しいアプローチでは、自給自足の農家や小規模生産者の意識を
起業家へと変えていくことが重要、とセンホン氏は語ります。
センホン氏が滞在中に日本で強く印象づけられたことは‘クリーン‘。
ARUNパートナーRさんのプラスチック工場を見学した際には、製造現場の
無駄のない動き、整理整頓された倉庫、ちりひとつない工場に大感激。
「毎朝30分、社長を筆頭に全社員が清掃を励行」という話に早速取り入れたい
と意気込んでいました。
一見テディベアのような優しい風貌のセンホンさんですが、自身がNGOスタッフ
から起業家へと転身する醍醐味と難しさを感じているからこそ農民にも挑戦し
続けることができるのでしょう。
ARUNも起業家のチャレンジにしっかり伴走していけるよう力をつけていきたい
と思います。今後共応援よろしくお願いいたします。

2017年6月
« 8月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

follow us in feedly